8月6日(木)の新聞各紙,ネットニュースで報じられたように,教育課程部会 教育課程企画特別部会で,小学校高学年での英語の教科化や中学年での外国語活動の実施について,あらたな「イメージ」が出されました。最近の文科省が公表する教育内容等に関する案には,たたき台という意味で,「イメージ」という用語が使われることが多いのですが,一般的な「イメージ」という言葉が持つイメージとはずいぶん違っていて,細部にわたって詳細に書かれた案になっています。「教育課程企画特別部会 論点整理のイメージ(たたき台)(案)」(以下,「たたき台」)に,ざっと目を通してみました。
サイトを再開しました
このサイトは,Wordpressを使って作っています。ネットワーク化をしていて,ドメインに子サイトがいくつかぶら下がっていますが,WPが5月にアップデートしたときに,tyoshida’s officeのテーマ(Twenty Twelve)が壊れてしまったようで,このサイトだけが,表示されず,真っ白になりました。
道具の進化とデータのクオリティ
このところ,教室での生の授業を研究対象にしていることもあり,データ収集やその扱いに腐心してきました。授業の様子をいかに情報量の豊かな音声や動画として記録するか,そして,その素材をデータという形にできるか,というのは解釈・分析を行うまでのプロセスとしてとても重要です。前者については,ビデオやボイスレコーダが,安価になって,しかも,性能が飛躍的に良くなったので,(もちろん授業を阻害しないという前提で)設置場所やアングルに注意を払えば,あまり問題なくなってきているのではないでしょうか。むしろ,たいへんなのは,後者,すなわち,撮ってきた動画,録ってきた音声から,書き起こす手前の素材をどうやって準備するかだと思います。
新年度を迎えて
3月がおわり,今年も4月がきました。去る人。来る人。そして,ここにずっといる私。かれこれ18年目となります。長すぎるよね。澱がかなりたまったような気がする。あかん,もっとかき回そう。でもかき回しすぎて,濁ってしまうと,透明じゃなくなるよね。濁り酒はうまいけど。
この地を去っていったみなさん,無理しすぎず,新しい環境へ適応してください。新たにこの地を踏んだみなさん,ようこそ。健康第一でがむしゃらにがんばってください。きっと楽しいよ。
外を見ると,桜は満開にはほど遠い。東京や福岡は二日前に満開だったから,ここはやっぱり寒いのですね。桜が満開になったら濁り酒で花見でもしますか。
AAAL2015 Torontoに参加
3月21日から25日まで、トロントで開催されたAAAL@Torontoに参加しています。学部生の頃にUBCに留学していたことがあるのですが、何とそれ以来のカナダ(つまり、20数年ぶり)。しかも、東部は初めて。2週間前のオークレアと同じくらい風が冷たい。学会参加の記録を残そうかと思いましたが、時差ぼけで、その元気があまりなく、気になったことだけを書き留めておこうと思います。
2014年度「海外教育体験実習」を終えて
3月1日〜10日までウィスコンシン州のオークレアで実施した「海外教育体験実習」を終えて、帰国しました。私が引率で現地を訪れるのは今回が3回目。3回目ともなると期間中のスケジュールの運びもだいぶわかってきて、大きなトラブルもなく、スムーズに運ぶことができました。とりわけ、このプログラムを現地で支えて下さるみなさんの献身的なサポートがあったことが、10日間の実習を実りあるものにできた大きな理由です。学生たちを受け入れて下さるUWECのスタッフのみなさん、また、数日間一緒に過ごして下さるホストファミリーのみなさん、そして、現地の小学校の先生方に感謝したいと思います。参加した学生さんたちも、タイトなスケジュールの中、いつも笑顔でがんばってくれたことに対して、労いの言葉を贈りたいと思います。お疲れ様でした。
出発10日前
今年も、ウィスコンシン州オークレアで小学校英語活動プログラムの授業「海外教育体験実習」を実施しますが、気付いたら出発まであと10日。昨年、現地を訪問してから、もう1年か。早いものです。
ロイロノート・スクール
休眠状態だったこのブログ。久々のポストです。書きたいことはたくさんあっても,時間が本当になかったのです。
さて,2月6日(金)に,学内のFD研修会をかねて,ロイロノート・スクールを使った研修会を実施しました。(株)Loiloの杉山竜太郎さんには,遠路はるばる来ていただき,また,3時間近くわたって,WSを実施していただきました。16名の参加がありましたが,企画した私自身が一番,楽しませてもらったWSでした。
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[更新]Online Resourcesを加えました。
Useful resourcesのページにOnline Resourcesへのリンクを加えました。研究課題に関する参考文献を探している方,新しく出会った専門用語で困っている方は,ご覧ください。
Weeblyを使ったe-portfolioの試み
昨年度に引き続き,大学院の「英語科のカリキュラムと評価の研究」にて,Weeblyを使ったe-portfolioを実践しています。e-portfolioについては,本学でもCanpassノートというシステムが動いていて,学部生は「教員養成スタンダード」という本学が策定したルーブリックにもとづいて,その達成度を自己評価していくという活動を行っています。こういったやり方もe-portfolioの一つの流れとしてあるのですが,どうしても,「やらなきゃなあ」という雰囲気が漂っている感じがします。私の授業でのe-portfolioも,課題の一つとしてやっていますから,「やらなきゃ」感は,あるのですが,私は,自分の学びのドキュメンテーションやリフレクションをやるなら,かっこいいサイトでやりたいぜ!と考えていて(いつも「形」から入る私です),学生一人ひとりの個性や表現の自由度が高くなるようなウェブツールを探していました。