高槻市立五領中学校で行われた「外国語活動・英語科のカリキュラム開発に関する研修会」でお話をしてきました。直島町立直島小学校・中学校の実践事例や岐阜市立厚見中学校の樋田光代先生の実践事例を中心にお話ししました。参加者の中には,中学校の英語以外の先生もいらっしゃたので,もう少し幅広くできればよかったのですが,力不足でした。
今回,準備をしながら,直島小学校・中学校,そして,樋田光代先生の実践研究が,いかにすぐれているかを再認識しました。現場の先生方が作られる理論は,本当にパワフルだなと思います。そして,カリキュラムが,いつ何を教えるのかという話ではなく,児童生徒たちの成長や学びをつなげ,どのようにguideするのかの見取りであり,それを教師が自ら考えるというのは,教え・学びの実践を理論へと翻案するdiscursiveな営みであるなあということもあらためて思いました。
参加された先生方,ありがとうございました。