現在,研究室の入っている教育・言語・社会棟が大規模工事中のため,教育・研究活動が普段通り行かなくなってしまっています。毎日,研究室までたどり着くのが大変です。ゼミをやるにも,普段使っている部屋が使えないため,図書館の地下にあるグループ研究室を予約しようとしましたが,そこもすでに予約で埋まっていました。そこで,図書館の1階にオープンしたラーニング・コモンズ”PAO”の一角が使えるということで,そこでゼミをやることに。
ちなみに,PAOは,
Peer Learning / Active Learning / Open Learning
の略。インテリア,色調,照明にこりに懲りまくっていて,今までのうちの大学のイメージからすると「異世界」のスペースです。図書館では,おしゃべりしていると,「シー,静かに!」と普通は怒られますが,ここは,グループでわいわいやっても,OKというスペースになっています(そのおかげで,静かに読書に集中できるスペースおよびいつもお世話になっている洋雑誌コーナーは別の場所に追いやられてしまったんですけどね。ブツブツ)。
その一角にあるセミナースペースでゼミをやったわけです。壁面に設置された背面投影のプロジェクタに資料を写しながら,進めていきましたが,静かに読書をしている人のことが気になり,どうしても,ひそひそ声になってしまいます(わいわいやっているのは,私たちのグループだけでしたので)。そばを通っていく人の視線も気になり,勉強したのか,しなかったのか,よく分からないまま,2時間が過ぎました。
「どうもOpen learningには慣れないなあ」ということで,次回のゼミについては,図書館地下のグループ研究室を使うことにして,早速予約しました。