Narrative Inquiryの著者でもあるClandinin先生の講演会が,武庫川女子大学教育研究所で開催され,参加してきた。いつかお話を聞いてみたいと思っていたので,今日を楽しみにしていた。武庫川女子大教育研究所の皆様,木田先生に感謝。
Narrative Inquiryは,自分なりに読み込んでいたつもりだったが,ご本人から直接お話を聞くと一層理解が深まると同時に,自分がNIに対していい加減な理解しか持っていなかったこともばれてしまった。研究者として,当事者の語りに耳を傾け,それを意味づけ,さらに,ともに再び物語を生きること,そして,そのことを引き受けるethicsの問題は,私に重くのしかかった。自分にはそれだけの覚悟があるのか,当事者の語りを「データ」としてしか見ていないのではないか。そう突きつけられている気がした。
Narrative Inquiryとその出発点になった哲学や教育学,心理学といった諸領域の研究は,もう一度読んでみたい。
私は,narrative inquirerになれるのか?